ゲランド報告(その1)
1月24日。
フランスの西の果て、ゲランド塩田、午後2:30の景色です。
ついに長年の夢を果たし、ゲランドの地に立ちました。
想像を超えた大規模な塩田。
1000年の歴史を超え、世代を超えて手入れを施されながら少しずつ広げられてきた人口塩田。
今では半島全域を覆うほどの規模に育ちました。
大西洋の潮の干満を利用し、高いところから低いところへと潮を流し、
太陽の光と熱、そして海岸を渡る風の力を利用した
自然塩田。
じっくりと結晶を待ち、年一回の夏の収穫を迎えます。
ここで収穫する塩は、無洗浄、無添加、もちろん無漂白。
あたり一面は自然保護区で
南北から行き来する野鳥の格好の休息地となっています。
この日はカモやユリカモメの姿が多く見られました。
バードウォッチングのための柵もあります。
塩田があまりにも広いため、
パノラマ写真を見ながら説明してくれるのは
見学者担当のEmmanuel Blanc氏。
日本からの客人を、暖かく迎えてくれました。
冬場の休耕田の時期に見学に訪れるひともまばらです。
幸運な私たち一行は、エマニュエル氏のお話を思う存分伺うことができました。
次回はEmmanuelが語ってくれたゲランドの姿について書きたいと思います。
どうぞお楽しみに。
私どものゲランド報告に、またお立ち寄り下さい。
こもれびガーデン
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